【リユース品の魅力】
リユース品は、メーカーからの出荷時から年月を経て、機能的価値や製品価値が同じモデルであっても
1品ごとに異なる商品状態であり、外見面や機能面、性能面等 メーカー出荷時から使用状態や保管状態等
により異なる状態にあります。
私の場合、若かりし頃、小学生時代に無線通信に興味を持った私はそのころ高嶺の花であった無線機に
出会う機会があると、その時の知的好奇心がよみがえり、懐かしさとともにリユース品を取集し/動かしたいという思いがあります。
【知的好奇心の再来】
当然年代物故、完全に動くわけではなく、動作、機能、性能のどこかにリスクがありますが、
昔の知的好奇心の再来から、修理/メンテナンスへチャレンジしてリストアする楽しみがわいてきます。
ここにある側面ですがリユース品の魅力/楽しみの一側面があると思います。
誘導雷にあった無線機では見た目はそんなに大きな焼損等は見られませんが、内部の電源ラインの
いくつかが損傷していて、修理をしたことがありました。
この時もそうですが、回路図やマニュアル等を入手、理解し、原因探索する楽しみ、そして治った時は、
憧れの物を手にした時と同じ充足感が湧いてきます。
【修理/再生の面白さ】
無線の世界も昨今は高周波領域までデジタル化が進み、昔の懐かしい真空管式の無線機からすれば画期的な
技術進歩を遂げてきた分野でもあり、修理に難しさもありますが、ネットでメンテナンスマニュアルや、
サービスマニュアルが入手できる時代ですので、それらのドキュメントを活用し、修理や改造等を楽しめます。
不動品を入手してキーパーツを利用したりする事もリユース品での活用の一つとも思います。
また、測定器についても、リユース品等が活用出来、絶対精度は求めなくとも、ある程度の物が入手可能です。
オシロ、Signal Generatorやスペアナといった当時の高値測定器も昔に比べたら格安で入手が可能です。
昨今の、SDGsの世界的な取り組みとはいかないまでも、無線機に限らず、リユース品を活用した修理/再生は
その一助になると思いつつ、修理/再生を楽んでみてはいかがでしょうか?