■在宅勤務
こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はといえば梅雨入りして憂鬱な気分ですが、
弊社東京営業所にてレコード販売を中心に日々業務に勤しんでおります。
当営業所については以前紹介ブログがポストされておりますので
ご興味があればぜひ。
→記事はコチラ
さて突然ですが、COVID-19感染拡大の影響により、
当営業所でも感染防止のため在宅勤務を積極的に採用しております。
この文章も妻と2人暮らしをしている狭い1LDKからお届けしております
(都庁が綺麗に見えるベランダが自慢です)。
通常出勤時には入荷した商品を中心にレコードを流しながら業務をしており、
自宅では到底出すことができない程の大きなボリュームで音楽を聴くことができます。
在宅勤務時も音楽は流しているのですが、やはり聴こえ方は全く違います。
それは前述のボリュームだけでなく、
その時々の環境など色々な要因によって左右されると思います。
すごく悲しいときにアップテンポで爽快なご機嫌ナンバーは
聴きたくないですよね。多分そんな感じです。
そうなると、
・同じ社員とはいえ赤の他人がいる環境
・自分だけの環境
という違いは聴きたい音楽の変化に少なからず
影響してくるのではないでしょうか。
ということで前置きが長くなりましたが、在宅勤務時に
(言わずもがなそれ以外でも)お勧めのレコードを紹介します。
■鈴木良雄 / Touch of Rain
「チン」という愛称で日本ジャズシーンを代表するベース奏者である鈴木良雄。
こちらのレコードは1986年に”音楽を壁にかける街びとのオアシス”
からリリースされたアルバム。
前作「Morning Picture」や本作品「Touch of Rain」の収録曲は、
Visible CloaksのSpencer Doranがキュレーションし、
グラミーにもノミネートされた「環境音楽」(2019年)や、
ジャパニーズハウス再評価を決定づけたコンピ
「ハウス – ONCE UPON A TIME IN JAPAN…」にも携わる
Alixkunが手掛けた「雲の向こう」という
コンピレーションアルバムにもピックされています。
どちらのコンピも日本のアンビエントやニューエイジといった
音楽にフォーカスしたアルバムです。
私が在宅勤務の日はなぜか雨の日や曇りの日が多く、
まさにジャケット写真のような感じなのですが、
音楽自体もこのジャケット写真は体現してくれています。
ジャズ奏者ということで熱く激しいセッションを想起される方も
多いとは思いますが、
前述のコンピに取り上げられているように
アンビエント/ニューエイジとしても捉えられるかと思います。
レコードに付属しているインサート(歌詞カードや解説文)で
「リズミックな面でもハーモニックな面でもメロディックな面でも、
本当に日本人が一番気持ちよくて、というものを創るべきだと思うのね」
と本人が述べているとおり、聴いていて非常に心地の良い感覚になります。
私にとって、それが雨や曇りの天気の良くない日に
特にビビビッとくるわけです。
在宅かどうかというより天気がどうか、
という話になってしまいましたが
きっとこのアルバムが皆様の様々なシチュエーションを
より良いものにしてくれるかと思います。
■Vinyl Delivery Service
最近、当営業所が運営しているレコードショップ
「Vinyl Delivery Service」の販売サイトを立ち上げました。
https://vinyldeliveryservice.com/
当店主のオリジナリティ溢れるセレクトのもと、
これからどんどんレコードをアップしていきますので、どうぞよしなに。。。