フェイスブックが社名をメタに変えたことで、
さらに注目を集めているメタバース、
シンプルにいうと、
仮想空間とも言えます、
元々、1つのプラットフォームと
なっていたフェイスブックが、
次にどのようなプラットフォームを
つくろうとしているのか、
非常に興味深いところです、
メタバースの話をする中で
別のキーワードでもある「NFT」
も話題に上がります、
そして、サーキュラーエコノミー
天然資源を切り崩すことなく、
すでに世の中に出ている物を
最大限活用するための循環の仕組でしたり、
そもそも循環するような
商品設計にしてくださいね、
という経済のトレンドでもあります、
それを基に先々を考えると、
ヴィンテージという概念がどうなって
いくのであろう、と感じます、
世の中に流れる商品は、
留まることなく、
循環して、メンテナンスされ、
再生産され、所有ではなく
使用に対しての費用が支払われる、
そうなったときに、モノを持つ、
ということはどのような位置づけに
なるのであろうか、
持たずに持つ、この概念を成立させているのが、
NFTやブロックチェーンを活用した、
アートの分散所有などかな、と感じています、
株式と同じように、1つのアートに対して
複数人で所有権を分配する、
信用性をブロックチェーンという技術で
保証する、
その流れはヴィンテージアイテムというよりは
レアアイテムへと波及しています、
ずばりスニーカーの領域へ、
自分のアバターの存在する仮想空間において、
現実社会と同じ感覚を持つことが可能になるとすると、
仮想空間内の自宅を充実させたい、
ヒトはそう考えると思います、
自宅のインテリアをヴィンテージでそろえたい、
自宅のクローゼットをヴィンテージで埋め尽くしたい、
サーバー熱の問題は残っていますが、
仮想空間であれば、思いっきりモノを所有できる
そちらに概念がシフトしていく時代も
遠くないと感じています、
仮想空間の自宅にイームズのシェルチェアを
置いてみる、など、
今、世の中に出ている
ヴィンテージアイテムをどのように
デジタルに落とし込んでいくか、
これから生み出されるだろう、
アートピースに比べても、
それを成し遂げるのは簡単ではありません、
実物とNFT、この関係性をどうするか、
同期させるのか、切り分けるのか、
何をもって、ヴィンテージという確証につなげていくか、
また、
流通数をどのようにコントロールするか、
考えないといけないことは、
山ほどありますが、
次世代のリユースの在り方として、
注目したいポイントですね