2022年を振り返る
2022年もご愛顧いただきありがとうございました。
おかげさまで2022年も終えることができました。
2022年も色々な事がありました、
川越で経営させていただいていた楽器店の閉店、
イギリスでの法人設立、
東松山市内に新しい拠点を開設、
名古屋環境EXPOへの出展、
InterBEEへの出展、
越境ECの拡大、
JPPAでの賛助会員活動、
ハイエンドオーディオ店様とのお取引、
福岡では教育委員会様と商談、
ここに挙げているのはごくごく一部で、
日々の業務の中では各部署ごとに色々とありました
これまでは苦しかった実績が飛躍的に伸びた拠点もあれば
これまで好調だったものの終盤に差し掛かり苦しくなった拠点もあり、
VUCA+αと言われている通り、
世の中の変化の速度が大きく早く、
自分たち自身をアップデートしていかなければ
取り残されてしまいます
リユース企業に求められること
リユース市場を取り巻く環境について考えてみます
2021年が2兆7000億円、リユース市場は毎年順調に伸びています、
ただ、事業者としては看過できない点も内包しています、
それが何かと言いますと、CtoC市場の伸びです
2015年段階で全体の22%だったCtoC市場は
今は44%まで成長しています、
成長率も2015年以降で年次20%と驚異的で、
BtoC市場よりマーケットサイズも倍くらい大きく
BtoC市場も伸びているものの年次10%の伸び
それらを踏まえて何が言えるかというと、
毎年BtoCの4倍の速度でCtoC市場が伸びているということです
さらに情報を追記します
古物事業者の数ですがコロナ禍で年次10%伸びていると言われており、
競合の数も平たくいうと毎年1.1倍になっているわけです
これらをどのように捉えるか、
何もしていなければ、赤い海が、より赤くなるだけです
リユース事業において求められるのはNo1 戦略ではなく
オンリーワン戦略にあると考えられます
高価な買取価格はCtoCマーケットと同じ土俵に乗るために
そこと比較されると勝つことがかなり難しくなります
勝つ=利益を出す、とご認識ください
リユース企業のこれまでの有利な点は
1点ものおよび中古品を扱うというところにありました、
仕入れるものとは一度誰かの手に渡ったもの
つまりは最低一度は売れたものといえますので、
新製品をつくり、売れるか売れないか、
そのプロセスが不要になるわけですね、
ただ、その部分はおもいきりCtoCアプリが
カバーするようになってきていますので、
これからは購入を起点とした
顧客との関係づくり、
それをどのような形で体現できるか、
にかかっていると言っても過言ではありません
もちろん従来のマーケットがすべてなくなる
というわけではありませんので、
そこも引き続きウォッチはしながらも、
如何にモノの差益(売上-原価)での利益獲得とは
異なる形での利益獲得を行うことができるか、
それが求められるようになるはずです
そこに関しては、すでに仕込みもしておりますので、
リユース事業のアップデートを
他社に先駆けて行ってまいります