今からちょうど20年ほど前の話です。
なんの雑誌かは忘れてしまったのですが、読者投稿欄に以下のような内容が投稿されていました。
携帯電話がもっと進化してパソコンがいらなくなるような気がする、と。
その当時の携帯電話はカメラが付いたりなんだりで凄く進化していましたが
さすがにパソコンを脅かすことはないだろうと思っていました。
携帯電話は携帯電話で、パソコンの代わりになるわけはないだろうと。
しかし、しばらくすると徐々にそんな時期が来ていると感じるようになります。
iPhoneが登場して、さらにスマートフォンが当たり前になってくると
より一層それを感じるようになりました。
何より驚いたのは
若い人がパソコンを使えなくなっている、というニュース記事を読んだ時でしょうか。
1995年にWindows95が発売されて、パソコンが一大ブームを巻き起こした時には
パソコンが使えるというのは、就職、転職において非常に大きな武器でして
同時に若者はパソコンを使えるが、年配の人は使えないという認識がありました。
今とそこまで大きな変化がないのは驚きです。
それが20年弱で、真逆になってしまったわけですから驚きです。
考えてみると私も以前と比べてパソコンの使用率は減り、インターネットで検索するのも
YouTubeを観るのもスマホがメインになりました。
そういった状況を考えると、このままいくとパソコンはなくなってしまうのかと
悲壮感がありましたが、ここ2年くらいはそこまでのマイナス感情はあまりないです。
パソコンはやはり必要だと感じる場面が増えたことが理由です。
もちろん新品と中古でも異なりますし、パソコンの在り方はどんどん変わっていっていますので
そこに対応する力は必要でしょうが。
気が付けばCoreiシリーズもどんどん世代が新しくなり、Nehalemおじさん、Sandy Bridgeおじさんという
言葉まで出てきました。
正直あまりパッとしなかったライバルのAMDも、Ryzenを発売してからは一気に存在感を取り戻した感があります。
あの藤井聡太さんもRyzenを積んだパソコンで将棋の腕を磨いているということですので、嬉しい限りです。
OSも、Mac OS XのLionとMountain Lionの価格が非常に安くて驚いていたら、いつの間にか無料になっていて
2015年に発売されたWindows 10も、7や8からのアップデートが無料ということが発表されて大変驚きました。
しかも両者の業績は以前より良くなっているので、
ビジネスの形態はどんどん変わっていくということを実感しました。
今後はAIでどんどん新しいことができるようになり、ますます世の中は便利になっていくことでしょう。
私も少しでも追従していけるように日々頑張ってまいります。