![](https://usednet.jp/wp273765/wp-content/uploads/2021/01/画像1.png)
VDS POP-UP Store in London
VDSの最近の動きを振り返ってみたいと思います。
11月にストリーミングイベントを
秋葉原ダイナミックオーディオで行ったり、
12月にはロンドンでポップアップストアを展開するなど、
文字通りの師走の年末でした。
ストリーミングイベントの方は、
またタイミングを見て記事にしたいなあと思ってます。
https://www.instagram.com/p/CJLZ6yAgpsj/
ロンドンでポップアップストアについて、
現地の様子は写真をご覧いただくとわかると思いますが、
ロンドンはブリックレーンストリート、
フラワーマーケットの入り口あたりに、
ショップを構えて行いました。
コロナ前は、毎週末1万人が訪れるというフラワーマーケット。
![](https://usednet.jp/wp273765/wp-content/uploads/2021/01/画像2.png)
![(©ミシェルグラント)](https://usednet.jp/wp273765/wp-content/uploads/2021/01/画像3-1024x766.jpg)
https://www.timeout.com/london/shopping/columbia-road-flower-market
自身も何回か足を運んだことがありますが、毎回すごい人混みです。
東京でも青山の国連前でオーガニックマーケットなどの
洒落たマーケットが思い浮かびますが、
このフラワーマーケットはどちらかというと、祭りに近い感じがします。
長い一本道に花屋さんが次から次へと
見たこともない花をトラックから下ろし、
お客さんも屋台でビールを買うようにどんどん買っていきます。
その両脇にショップがあり、美味しいベーカリーなどを買って、
近くの公園で食べたりしたものです。
そんな賑やかな場所にお店を構えて搬入を始めました。
![](https://usednet.jp/wp273765/wp-content/uploads/2021/01/画像4.jpg)
![](https://usednet.jp/wp273765/wp-content/uploads/2021/01/画像5-1024x768.jpg)
ご覧の通り何もないところから、
現地スタッフと共同運営をするチームが設営を行いました。
共同運営をするチームは、
世界中からDJやレコードコレクターがプレイするAudio Barと
日本食をそろえているレストラン
「Brilliant Corners」
を2014年から運営、
Audiophile Venueを運営しながら、
音楽フェスティバルでサウンドシステム持ち込み、
ステージをセットアップしている
「Giant Steps」
を2018年から運営しているクルーが新たに始めたプロジェクトの、
「Idle Moments」
というオーディオ、ワインをメインで扱うショップです。
オーディオを修理できるスタッフもおり、
今後のユーズドネットとの関わりも期待しています。
店内は、イギリスを代表するメーカーの一つ「Tannoy」のスピーカーや、
彼らが長い経験を経てセレクトしていったワイン、
そして我々VDSがポップアップのために
セレクトしたレコードが並んでいます。
ここでやっとレコードのお話しに移ります。
VDSの今後の展望をお話ししたいところですが、
お話しできることが諸事情で限られているので、
お話しできることだけをお伝えすると、
我々のやろうとしていることは、
~ヨーロッパにおける、日本の音楽文化を、
レコード販売を通してVDSが普及していく、作っていく~
ということです。
2021年1月から開始したこのプロジェクトは、
東京を中心とした、
イギリス、ドイツ、フランス、オランダなどの
ヨーロッパのレコードショップや、アーティストと
日々議論を重ねています。
まず、目標達成の第一歩として、解決していきたい一つの課題は、
~イギリス/ヨーロッパのレコードマーケットでは、
国内盤、日本のアーティストのレコード需要が高い一方、
購入に至るまでの障壁が高い~
ここで生じる問題は購入までの障壁が高いことによる、
国内音楽の発信力のがオンラインベースでは強いものの、
レコードを手に取る機会が極端に減っている。
ここで解決策として、
~イギリスで販売をする商品のキュレーションを行い、
求めやすい価格設定を実現する~
ということを考えています。
ヨーロッパのマーケットで往々にして発生している事象として、
和モノのロケーションが日本にある中で、送料、関税が高いこと、それに加えて和モノのブームが一つの起因となり、相場が上がっています。
ここで言えることは、需要が増えた。という喜ばしい機運があるのですが、
我々の目的は前述した、
~ヨーロッパにおける、日本の音楽文化を、
レコード販売を通してVDSが普及していく、作っていく~
ということを踏まえると、増えた需要を適正な形で
供給していくことが必要となります。
あくまでマネタイズをしていかなければ、
我々が生活できなくなってしまっても困りますので、
そこはとらえつつ、一人でも多くの音楽ファンに
レコードを購入していただくことが直近の目標です。
イギリスは不運にもコロナの影響が大きく、
思うように身動きが取れない日々が続いていますが、
我々(多くの方もそうかと思いますが、)は
これまでも基本的には向かい風の中で生きているので、
成長のタイミングと意気込んで進んでいきたいと思います。
最後に現地の写真をアップおきます。
![](https://usednet.jp/wp273765/wp-content/uploads/2021/01/画像1-1024x768.jpg)
![](https://usednet.jp/wp273765/wp-content/uploads/2021/01/画像2-1024x768.jpg)
![](https://usednet.jp/wp273765/wp-content/uploads/2021/01/画像3-1-768x1024.jpg)
![](https://usednet.jp/wp273765/wp-content/uploads/2021/01/画像4-1-1024x768.jpg)
![](https://usednet.jp/wp273765/wp-content/uploads/2021/01/画像5-1-1024x768.jpg)
![](https://usednet.jp/wp273765/wp-content/uploads/2021/01/画像6.jpg)
最後に、
我々、東京営業所/VDSがスタッフを新たに募集していますので、
気になった方は是非ご応募ください。