前回、軽くふれさせていただいた通り、
リユース業界は百花繚乱、
飽和状態のように見えますが、
まだまだヒントはあります
が、分かりやすいパイは
すでにレッドオーシャン化しています
ではどうすれば、いいの?
となりますが、
私見となりますが、
数パターンあるかなと、
キーワードとしては、
SDGs
サーキュラーエコノミー
オリジナリティ
これからの時代においては、
やはりNo1よりオンリーワン、
ようは、どれだけ、各社各社なりの
ブルーオーシャンを構築できるか、
がポイントになるのではないでしょうか
SDGsもまだまだ言葉が独り歩きしており、
自分なりに理解できている人も
少ないと思います、
が、そもそもSDGsって、世界193の国連加盟国が
全会一致で採択された、
2030年に向けての行動目標なんですよね、
17の目標の下に169のターゲットが
紐づけられている
特にリユースは
12つくる責任使う責任
との関連性がそもそも高い、とされていますが、
本質を理解すれば、それだけではないと感じます。
例えば、弊社グループでは
海外に日本の製品を輸出しています。
それを現地の方が現地の方向けに
販売するわけですが、
そこでは当然雇用が発生し、
1.貧困をなくそう
にもつながります。
SDGs自体は、各国の主体性に任せた
行動目標となっておりますし、
各国、をもう少し細かい単位でいうと、
都道府県、市区町村、そして何より
経済活動を行う企業となります。
17の目標に合わせて、行動目標を立てるのも
悪くはありませんが、
まずは現状の自分たちの事業が、
持続可能なものになっているか、
を整理する意味でも、SDGsは有用だと思います。
ESG投資などの言葉もありますが、
今後、共通言語としてのSDGsは存在感を
増すのではないでしょうか。
サーキュラーエコノミー
言い換えると循環型社会に近いのですが、
環境的側面だけでなく、経済的側面の文脈でも
良く用いられる言葉です。
2016年あたりに提唱された
この概念もSDGsともレバレッジが効きますし、
まだまだ日本では、この観点からの
取組もされていないので、青い海が開ける可能性も
大いにあります。
私なりの解釈になりますが、
事業の中にうまくリサイクル・リユースの概念を持ち込み、
事業の維持・継続、ドライブに活用しましょう、
というモノです。
アメリカではすでに取組が進んでおり、
大手流通企業なども、サーキュラーの概念を基に、
サービスをアドオンしています。
日本についていうと、リサイクル・リユース、
という文化自体はかなり浸透しておりますが、
まだまだリサイクル、リユース業界、
にその経済活動は限られており、
経済界全体への浸透度は高くありません。
ただし、プラスチックに代表されるように、
環境への関心が高まる中、
今後、垣根は取り払われていく
傾向に向かうと考えています。
オリジナリティ
そんな中で、企業として目指すのは、
もちろん、No1でもいいと思いますが、
No1になれるのはあくまで1社、
そこを目指すよりは、オンリーワン、
ドラッカーさんの言葉ではないですが、
「何によって覚えられたいか」
という会社様も今以上に増えるのではと。
サーキュラーの動きが加速すればするほど、
業種という枠組みも薄らぐと予想されます。
その時に大切なのが、
何の業種ではなく、何を提供しているか、
になることは想像に難くありません。
我々もまさに、どのようにブルーオーシャンを構築するか、
そこが目下のテーマです!