はじめまして。東京営業所のKです！eBayでのカメラ販売を担当しております。
ちょうど一年前にアルバイトとして働き始め、
大学卒業を機に正社員として働かせていただいております。
今回は、未経験の私が海外販売の世界に飛び込み、
約一年間の中で学んだ内容や経験をお伝えできたらと思います。
扱っているのは主にフィルムカメラになります。
私自身、使用したことはありましたが、メーカーやスペックについては
ほとんど何も知らない状態でした。
そのため、検品、撮影においても一からレクチャーしていただきました。
そのレクチャーのなかで
ECサイトの欠点は、
「実物を手に取り、触る・見るということができないこと。」
「それを補う商品ページにしなくてはいけない。」
という説明がとても印象に残っています。
その欠点をカバーするために、実際にカメラを手に取り見ているような気分になる、
写真の角度や、掲載の順序、枚数があることを知りました。
商品ページには、一つ一つコンディションが異なる状態の
商品情報を細かく記載しなくてはいけません。
難しい工程ではありますが、新品の商品とはまた違った、
手のかかる面白い部分でもあると感じています。
今までネットショッピングを何の気なしに使用していましたが、
無意識に選んでいるショップや商品はそのような工夫が凝らされているからこそ
選ばれているのだと気づくきっかけになりました。
また、以前よりもECサイトの写真に隠された戦略やこだわりを探すようになりました。
私たちチームがこだわっている部分は写真から、
商品すべての部位を確認していただけるようにすることです！
傷や汚れはリユース商品にはつきものです。
商品のマイナスな情報もお客様にしっかり納得したうえで購入していただけるよう
該当する箇所をアップにした写真も載せています。
海外のsellerが9割以上を占める中で、
日本のsellerとしての誇りを持ち、こだわりをもって運営しています。
今後、海外向けのECサイト（越境ECと呼ばれることもあるそうです）
の市場規模は急拡大が予想されています。
『令和3年度電子商取引に関する市場調査』の報告書によると、
2019年時点の世界の越境EC市場規模は7,800億USドルと推計されるのに対し、
2026年にはその値が4兆8,200億USドルにまで拡大すると予測されています。
日本では人口減少が叫ばれている中、
販売ターゲットを世界へ拡大したいという事業者側の積極的な販売姿勢や
スマホの普及により越境ECを活用することで、「自国にはない商品を購入できる」
と言った背景があるようです。
私はユーズドネットで海外販売のノウハウを学び、すぐに実践できる
環境で働くことができとても良い経験になっていると感じます。
今後、中古フィルムカメラの価値を高め、多くの人に知ってもらえるようにするための「なにか」を考え実行できるよう、さらに多くの経験を積んでいきたいです。