●日本の中小企業の課題
我々もカテゴライズされる
日本の中小企業の労働生産性の低さは課題とされています、
具体的な数値として、GDP、それも1人あたりのGDPを見ると、
日本は失業率は3%を切っている状態ですが、
7%台を超えているイタリアと数値的にはそこまで変わらない、
そこからどういうことが言えるかというと、
日本の方が特定の売上(収益)をつくるために
多くの方の労力を必要としている、ということ、
それが労働生産性の差でもありますね、
また、ある産業においても、日本と海外で
差が生じている産業があります、
その差は計画性と未来志向であるかどうか、
それらを包括的に見た際に感じることとして、
「なんとかなる」という考え方が根底にあるのではないか、
ということです、
皆さんの身の回りでも感じませんでしょうか、
なんとかなる、という考え方、
自力でつかむのではなく、時の運に身を任せる、
矢は自分ではなく外に向ける、
それでは改善というものが起こりにくくなります、
そこで私が考えることとしては、
「なんとかなる」から「なんとかする」への考え方のシフト、
つまりは「考える力」を身に着ける、ということです
●シンキングスキル
そこにおいて必要なのが、
ロジカルシンキング
クリティカルシンキング
クリエイティブシンキング
それは1日6分しか学ばないと言われる社会人こそ、
これらのスキルを身につける必要があります
こういうもんだ、を疑うためのクリティカルシンキング、
MECEに考える力を養うためのロジカルシンキング、
日本は知財大国などとも言われて久しいですが、
それをビジネスに応用しきれていないのが、
知財獲得の先にどう生かしていくか、
という思考力の不足もあるのではないかと感じています、
常に進化をし続けるためには、
そもそもどのようなことが暗黙の前提となっており、
その前提の何が問題なのか、
それを思いつきではなく、もれなく問題を出し切り、
実行インパクトの大きい・小さい、即効性の有無などの判断基準を、元に
優先順位を決めて行うための枠組みの作成と実行、
が必要になってきます。
気付いていないことに気付いていない、
その状況の打破にビジネススクールでの学びは役立ちます。
自分自身が口だけにならないように、
考える力をもっと養ってまいります