パーソル総合研究所さんが出されている
「労働市場の未来推計2030」という記事をお読みになられたことが
有る方はいらっしゃいますでしょうか
そこには驚きのデータが開示されておりまして、
2030年には644万人の労働力が不足するいうことです
特にサービス業における人手不足は顕著で、
400万人が不足すると言われています
われわれリユース業界もある側面では
サービス業と言えなくもないので、
自分たちごとでもあるわけです
では、644万人の不足をただ嘆くだけでいいのか、
いえいえ、そんなことはありません、
上記の課題に対する対策も書かれています
・働く女性を増やす・・・102万人
・働くシニアを増やす・・・163万人
・働く外国人を増やす・・・81万人
・生産性を上げる・・・298万人
最後の生産性を上げるという点についてですが、
昨今話題になっているChatGPT、
試しに、「リユースに関する小説を書いてくれ」と
お願いしたところ、アウトプットされたのが下記の文章です
~~~ここから~~~
「もう一度使えるもの」という考え方は、少しずつですが、この街で浸透してきていました。
ジョンは、リユースショップを経営していました。彼は、古いものに新しい価値を与えることに情熱を持っていました。
ある日、彼は、廃墟となった工場から運ばれてきた大量のスチール製パーツを見つけました。
彼は、それらを再利用して、デザイン家具を作ろうと思いました。
彼は、このプロジェクトを通じて、街の人々に「リユースの大切さ」を伝えたいと思いました。
ジョンは、仲間たちとともに労作しました。彼らは、一つ一つ丁寧にパーツを加工しました。
時間が経つにつれて、彼らのアイデアは形になっていきました。
そして、ついに完成しました。彼らの作品は、街の人々から驚きと称賛を受けました。
ジョンは、リユースの大切さを教えることができました。
彼は、街の人々が「もう一度使えるもの」を大切にするようになることを願っていました。
彼は、この考え方が未来の世界をより良い方向に導くことを信じていました。
~~~ここまで~~~
どうですか?驚愕のレベルですよね。
このような技術の進展を考えると、
確かにテクノロジーによる生産性の向上は図られそうです
それは同時に、必要とされなくなる職種が生まれることも意味しますが、
今回言いたかったのはそこではなく、シニアを増やす、という点です
高齢化社会の課題の1つに、健康寿命と平均寿命というものがあります
日本は平均寿命も世界上位の分、健康寿命と平均寿命の差も大きい、
健康寿命と心と身体に分けて考えた際に、
リタイアして社会との接点がなくなることは、
心の健康寿命にとって良くないのではないかという仮説があります
リユースは身体も頭も適度に使うことができ、
それこそ、せどりという言葉もあるくらいですので、
とことん専門性を極める、という方向性でなければ誰でも取り組みやすい
ということが言えると思っています。
最近、自治体でCtoCアプリを利用して
粗大ごみをリユースできるものはリユースしよう、なんて動きが増えていますが、
その作業ベースの部分をシニアの方にご活躍いただいて行うなどが
できないものかと考えています。
そこにおいて、若者との接点などもデザインすることができれば
健康寿命の延伸にもつながり、地域にも活気が出るのではないかと。
場所についても考えておりまして、自治体が税金を使い運営しているものの
稼働率が低く困っている公営の施設です
ある種、アイドリング資産の有効活用とも言えます
サービスで利用するシステムづくりなどについては
やろうと思えばできる体制はありますので、
関心がお有りの自治体さんなどが居れば
是非1度、お話をさせていただきたいところです