こんにちは茨城RCです。
一生続くんじゃないかと思われたコロナウイルスの脅威もひと段落したことで
様々な場所に活気が戻ってきました。
地元の観光名所も週末になると人で溢れかえっています。
コロナが大流行した当初はゴールデンウィークでも驚くほどに人がいなかったので
それと比較すると今の状況はビックリですが、よく考えると今が普通なんですね。
パソコンについて考えてみますと、コロナが流行した最初の年と言って良い2020年の出荷台数は
観光地との賑わいとは真逆で、過去最高の1,728万台でしたが、2022年は1,127万台ということでしたので
35%近く減少しています。
半導体等の部品不足や学校向け特需の低下などもあったと思いますので、一概にコロナのせいではないかもしれませんが
結構減ったなという印象です。
そのデータを見ていてふと気になったことがあります。
せっかくなので20世紀最後である2000年のパソコンの出荷台数とメーカー内訳を見てみましょう。
IDC Japan株式会社さんの調査によるとこんな感じでした。
ソーテックのような懐かしいメーカーもありますが、NEC、富士通、東芝といった見慣れたメーカーが多いですね。
2022年よりも2000年(1413万台)のほうが出荷台数が多いということに驚きです。
そして2022年は株式会社MM総研さんによるとこんな感じ
んん、富士通、東芝が無いです、そしてNECもNECレノボになっています。
あとFCCLってなんでしょう、さらにdynabookはメーカー名じゃなくて機種名じゃないの?
と慌てました。
まずFCCLですが、富士通クライアントコンピューティングの略で、レノボが51%の株を持っているようです。
そしてdynabookですが、いつのまにかにDynabook株式会社という会社名になっていました。
しかもかつてMebiusを作っていたシャープの完全子会社になっています(シャープ自体も鴻海精密工業の子会社ですが)
そしてNECも富士通と同様に過半数以上の株をレノボが持っているようです。
2022年のデータを「20年前と違ってhpが躍進している」と思って眺めていましたが、それ以上にレノボが凄いです。
あのThnkPadもレノボ製ですから。
もちろん、これはあくまでもNEC、富士通、東芝の各パソコンを売るための会社がそんな感じだよというわけです。
あと20年後にシェアはどうなっているのか気になります。
それ以前にパソコンがどうなっているのかが気になりますが。
それではまた次回!