みなさんこんにちは、ゲーム・ホビー課現場担当のIです。
前回8月に書かせて頂きましたメダカのブログですが、大変好評だったようで社内ブログ8月度ランキング1位!
ということで、メダカ特集第2弾です!
8月のブログが気になるよ、という方は下記URLからチェック!
【ゲーム・ホビー課】ゲームと同じく趣味性の高いもの、それは…
さて、今回のネタですが…
飼育や選別、越冬方法といった管理の仕方からメダカの撮影方法といった内容まで、いろいろ書きたいことが多くて悩みましたが…
今回は、メダカ屋外飼育での大敵である獣害について実体験を混じえて書いていきます。
まずは獣害についてどういったものなのか。
イノシシに畑を荒らされた、サルに襲われた、といった内容のニュースを目にしたことがある方も多いかと思います。
そういった野生動物によって起こる被害のことをまとめて「獣害」と呼びます。
ではメダカと獣害はどういった関係があるのかといえば、直接的に書いてしまえば、飼育しているメダカを根こそぎ食われてしまう、飼育場が荒らされてしまう、ということです。
温かい時期はメダカへの被害は多くはありませんが、冬へ近づくこれからの時期は特に注意が必要です。野生動物は冬の厳しい寒さに耐える為に、食べ物をたくさん食べて体に蓄えようと活動的になります。それはメダカを襲う野生動物も例外ではなく…
野生動物の生活空間は森や山のような自然豊かな場所だけでなく、住宅地にも出没し生活圏としている動物もいるため、住宅地でメダカを飼育しているからといって安心してはいけません。
私の場合ですが、過去2回獣害に遭っており魚を根こそぎ食われてしまった経験があります。1回目の被害写真もあるのですがあまりにも悲惨なものなので割愛しますが…
1回目の被害後すぐに自治体に相談して、箱罠をお借りして捕獲することに。
2回目の被害が今年4月、被害が出る前に庭先のプランターにくっきりと足跡を残してくれていたので事前に箱罠を仕掛ける事が出来た時のものです。
見る人が見れば、足跡だけで何の動物かはすぐに分かりますね。
箱罠を設置2日後には…
足跡の犯人、アライグマの捕獲に成功し、自治体の方に引き取って頂きました。
アライグマですが、可愛らしい見た目とは裏腹に獰猛な一面も持つ動物で、外来種の中でも人や生態系に影響を及ぼす可能性のある「特定外来生物」にも指定されています。
手先が器用で力持ちのためフタや重石をどかしたり、木登りが得意で柵や壁を乗り越えたりも出来る様です。自治体の方の話によれば、今年は特にアライグマの獣害が多いとのことで、捕獲数も例年に比べて多いとのことでした。
もともとメダカや金魚を飼育している容器には金網をして重石を乗せて対策していましたが全く効果がなく、一度餌場として認識してしまうと繰り返し来てしまう様です。
私の考える対策としては…
・餌場と認識させない飼育環境を作る
・自治体や駆除業者との連携
大きく分ければこの2つだと思います。
「餌場と認識させない飼育環境を作る」は手軽なものから大掛かりなものまで様々。
手軽なものはネットや金網をしたり動物避けの忌避剤を設置したり…
大掛かりなものでいえば、最終的にビニールハウスを立てて電気柵で覆ってしまう愛好家もいるくらいです。
「自治体や駆除業者との連携」は、市区町村や業者によって対応方法が異なり、無償で箱罠を貸してくれるところもあれば、お金が発生してしまうところも…
野生動物被害が疑われる時は、まずは役場の担当課に相談してみるのもありだと思います。
大事な家族とも言えるメダカたちを守るためにも、これらの対策は1つではなく複数対策を講じることでようやく効果を発揮してくるものです。
今回のブログを読んで少しでもメダカ愛好家の皆さんの獣害被害が少なくなればいいな、と思いながら書いてみました。
では、次回のメダカブログでお会いしましょう!